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104
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(
2024-09-28
11:20 集計
)
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説明
AN1043856X-20200320-003
pdf
2.08 MB
118
論文情報
タイトル
王鐸秋興八首冊節臨
タイトルヨミ
オウ タク シュウキョウ ハッシュ サツ セツリン
著者名
著者/ヨミ/別表記
河内, 利治(君平)
カワチ, トシハル(クンペイ)
KAWACHI, Toshiharu(Kunpei)
主題
王鐸
秋興八首
臨書
衝動
高清図
抄録・概要
王鐸の書をベースに大作を手がけたのは、かれこれ二十年ほど前になる。板橋区立美術館の企画展『美しきもの・墨~板橋ゆかりの作家~』(2001)に漢字(行書)五点を出品した。そのうちの良寛詩五絶「時憩」縦273.5×横70cmがそれである。いわゆる長條幅形式であった。爾来、学生諸君のなかには、王鐸の臨書または王鐸風に書きたいという者が多く、範書することを続けてきたが、縦形式ばかりであった。そこで横形式(冊頁・巻物)で真似してみたいと思い、北京の故宮博物院所蔵 《秋興八首冊》縦28.1×横13.8~17.7cmに挑戦した。昨今の学生の多くはスマホに存儲した画像を見ながら書いている。画像には、白黒コピーよりも遥かに高画質かつ拡大縮小が自由自在であるので、手本には打って付けのものもある。稿者も「微信」や「頭條」などから「高清図」を下載しては目習いしている。今回の節臨も目習い中に書いてみたい「衝動」に駆られて一気に書いたものである。王鐸の書、それも特に横形式の行草の面白さは、筆法の「転変」にあると思っている。絶妙な「提・按・頓」が、多彩な節奏と姿形を生み出すのである。
掲載誌名
大東書道研究
NCID
AN1043856X
ISSN
09183361
巻
27
開始ページ
12
終了ページ
15
刊行年月日
2020-03-20
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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