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このアイテムのアクセス数:
99
件
(
2025-01-18
20:12 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
YK167-2021
pdf
552 KB
89
要旨(abstract)
DK167-2021
pdf
12.5 MB
101
本文(dissertation)
論文情報
タイトル
宋代古文の展開と応用 : 鐘鼎文・伝抄古文・小篆を中心に
タイトル(別表記)
ソウダイ コブン ノ テンカイ ト オウヨウ : ショウテイブン・デンショウ コブン・ショウテン オ チュウシン ニ
Development and use of the gu wen of Song Dynasty upon the inscriptions on zhong ding wen,yun chao gu wen and the small seal script.
著者名
著者/ヨミ/別表記
陳, 俋佐
チン, ユウサ
CHEN, Itso
主題
古文
鐘鼎文
金石学
宋代
伝抄古文
抄録・概要
宋代の古文に関する先行研究は、北宋の金石古器の伝来や、古文字の訓詁を考証することを巡って論じており、そのため個人の作品に使用する古文を対象とする研究は殆ど着手されていない。よって本論文は、宋代士人たちの古文の運用、古器物・銘文製作の理解、篆書に対する審美意識について詳細に研究することを目的とする。 第一章「宋代における篆書発展の背景について」では、宋代の識字と篆書の教育から論じ、官学、私学の識字教育と各学校における篆書の位置を考察し、併せて王安石『字説』が士人たちの訓詁に与えた影響を論じる。また書学について、技術官僚の育成と社会における篆書教育とに分けて論じる。そして、宋代士人たちの使用する参考書として、伝来した字書と金石著作を編集する経緯を考察する。 第二章「北宋における古文の応用―米芾の篆書を中心として」では、北宋の古文実作の一例として、米芾を中心に論じる。米芾が実見可能であった古文資料を考察することにより、彼の古文に関する環境と視野を明らかにする。そして、彼の作品『御製文宣王贊碑』と『紹興米帖』篆隸第九の文字構造の分析を通して、当時の古文の受容状況と彼の篆書に関する見解とを照合して考察する。 第三章「南宋における古文の応用―常杓の「盤谷序」を中心として」では、南宋の古文実作の一例として、常杓を中心に論じる。「盤谷序」全編の文字構造を分析し、文字の出典を明らかにする。さらに彼の古文を使用する習慣をまとめ、北宋人が古文で創作する観点と比較考察する。 第四章「徽宗朝の礼器銘文について」では、鐘鼎文の集成の高峰とみなせる徽宗朝は、北宋の鐘鼎文の短篇創作(款識や四字熟語)から南宋の長編へと発展する上で重要な転換期であるが、この時期に三代の礼器を模倣して製作した背景と、礼器銘文にある古文を考察する。
開始ページ
1
終了ページ
194
言語
日本語
学位授与番号
32636甲第167号
学位名
博士(書道学)
学位授与年月日
2021-03-22
資料種別(NII)
学位論文
コンテンツの種類
博士論文(本文)
著者版フラグ
ETD
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