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YK170-2022 pdf 563 KB 102 要旨(abstract)
DK170-2022 pdf 12.8 MB 177 本文(dissertation)

論文情報

タイトル
近世初期における千字文の受容と展開 : 和刻本諸体千字文を中心に
タイトル(別表記)
キンセイ ショキ ニオケル センジモン ノ ジュヨウ ト テンカイ : ワコクボン ショタイ センジモン オ チュウシン ニ
The Acceptance and Development of Senjimon in Early Years of Early Modern : The Versions in Various Calligraphic Styles Published in Japan
著者名
著者/ヨミ/別表記
史, 清晨
シ, セイシン
SHI, Qingchen
主題
和刻本
翻刻
系譜
諸体の千字文
再編集
抄録・概要
諸体千字文とはその名の示す通り、二種以上の書体、いわゆる楷書、行書、草書、隷書、篆書などで千字文を書いて並べた千字文のことである。使用する書体は固定されておらず、書道史上には二体から、三体、四体、五体、六体、十体、廿体、百体の千字文まで数えきれないほどの写本または版本がある。本論文は従来の研究成果を踏まえながら、近世における習字手本及び千字文の出版や使用の概況について考察し（第一章、第二章）、近世初期における開板された諸体千字文の版本を個別研究するものである（第三章、第四章、第五章、第六章）。本論文は諸体千字文に対する研究の一段階として、乱世かつ出版の初期段階にある近世初期に開板し、変容した諸体千字文は、法帖をはじめ、通俗読本、教育書、字典などの形として、各階層に使用され、唐様における諸体の普及にも日常生活にも影響を与えていたことが明らかになった。
開始ページ
1
終了ページ
240
言語
日本語
学位授与番号
32636甲第170号
学位名
博士(書道学)
学位授与年月日
2022-03-22
資料種別(NII)
学位論文
コンテンツの種類
博士論文(本文)
著者版フラグ
ETD