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(
2024-12-29
07:33 集計
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説明
KJ00005386409
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1.86 MB
31
論文情報
タイトル
自然非自発的失業と貨幣的景気循環 : 再論
タイトル(別表記)
シゼン ヒジハツテキ シツギョウ ト カヘイテキ ケイキ ジュンカン : サイロン
Natural Involuntary Unemployment and Monetary Business Cycle
著者名
著者/ヨミ/別表記
岡村, 宗二
オカムラ, ソウジ
OKAMURA, Soji
抄録・概要
独占的競争経済のもとで、効率賃金論(Smith, 1776)と相対賃金論(Keynes, 1936)を補完的に解釈し、自然非自発的失業を伴う長期均衡を示した上で、価格および賃金硬直性による貨幣的な景気循環を示すことができる。効率賃金と相対賃金を組み合わせる簡単な接合モデルは、Summers(1988)で示された。また、Akerlof and Yellen(1985)は、貨幣的攪乱が実体経済に影響を及ぼすルートとして、一部経済主体の準合理的行動に着目した。本稿では、これらの古典およびあるいは先駆的研究を総合する厳密な拡張モデルと数値例を示し、相対賃金と勤勉性(努力)、失業、硬直性、貨幣中立性問題に関する議論の一層の明確化を試みる。Friedman(1968)の自然あるいは正常率と異なる長期的な非自発的失業の可能性を認め、伝統的なケインズ・モデルと同様に、需要の攪乱による短期の失業変動と貨幣的景気循環(需要減少による非自発的失業の発生)を示す。外生的に貨幣錯覚やstupidityをアドホックに仮定せず、貨幣的な景気循環を示すことができる。
掲載誌名
経済論集
NCID
AN00071516
ISSN
02874237
巻
89
開始ページ
29
終了ページ
53
刊行年月日
2007-07-25
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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