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2024-12-29
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1415679456308824
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96
論文情報
タイトル
シティズンユナイテッド判決再考 最近の判断を素材にして
タイトル(別表記)
シティズン ユナイテッド ハンケツ サイコウ サイキン ノ ハンケツ オ ソザイ ニシテ
Citizen United again 2012
著者名
著者/ヨミ/別表記
辻, 雄一郎
ツジ, ユウイチロウ
TSUJI, Yuichiro
主題
政治活動
バックレー判決
表現の自由
政治腐敗
寄付献金
抄録・概要
シティズンユナイテッド判決ではスティーブンズ裁判官が長大な反対意見を執筆して引退した。スティーブンズ裁判官によれば、選挙規制の目的は選挙の腐敗あるいは候補者と企業との密接な結びつきによる腐敗の様相であることをオースティン判決とマコネル判決は疑っていなかった。シティズンユナイテッド判決法廷意見は、企業という属性で表現の自由に制約の差を設けることは違憲である と判断した。シティズンユナイテッド判決の表現の自由に対する影響力は大きいが、その射程については争いがあった。バックレー判決をシティズンユナイテッド判決同様に、今回のバロック判決でも誇大に評価したという批判もありえる。シティズンユナイテッド判決が今後の表現の自由を左右する一般的な判決かどうか、あるいは個別案件に限定される判決かどうか判決直後は不透明であった。シティズンユナイテッド判決の直後のアリゾナフリースピーチ判決、スピーチナウ判決はシティズンユナイテッド判決の方向性をある程度、固定化したのかもしれない。二〇一二年の大統領選挙では、多額の資金が選挙活動に利用され、その総額を把握することも困難となった。平等という点から見た表現の自由の問題、また連邦主義という点から見た表現の自由の問題について、どうやらシティズンユナイテッド判決は支配的な判決であるとバロック判決の法定意見は考えたようである。ただし、これは選挙に関する規制に関する利害の調整の場として裁判所が選ばれるのは妥当か、あるいはもし選ばれた場合に適切に機能しているのか、という疑問が残る。
掲載誌名
大東ロージャーナル
NCID
AA12049319
ISSN
18801242
巻
9
開始ページ
61
終了ページ
81
刊行年月日
2013-03-31
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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