ようこそ ゲスト さん
ログイン
入力補助
English
Top
ブラウズ
著者
出版年
雑誌名
資料種別
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
その他
成果物の登録方法
大東文化大学図書館HP
このアイテムのアクセス数:
306
件
(
2024-12-29
07:16 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
1415679456385147
pdf
2.94 MB
455
論文情報
タイトル
万国博覧会とデパート : 産業社会の博物学から消費社会の記号へ
タイトル(別表記)
バンコク ハクランカイ ト デパート : サンギョウ シャカイ ノ ハクブツガク カラ ショウヒ シャカイ ノ キゴウ エ
World Exhibitions and Department Stores : Signs of Transition from Industrial Society to Consumer Society
著者名
著者/ヨミ/別表記
高井, 宏子
タカイ, ヒロコ
TAKAI, Hiroko
主題
万国博覧会
デパート
見る行為
ジェンダーと階級の無効化
消費社会
抄録・概要
19世紀後半から20世紀初めごろに一つの特異な消費スタイルを生み出した近代のデパートの誕生は、万国博覧会が盛んに開催された時期に重なっている。本論は、万国博覧会とデパートとを交差させて検討することで、それぞれの事象の意義を従来の歴史研究的記述とは異なった角度から読み取ろうとする試みである。万国博覧会とデパートは消費社会の出現を示す重要な記号であり、近代社会のその他の複数の特性とも絡み合っている。1851年の万国博覧会の主催者の意図は、国際的な統合の場を創造すると同時に、産業社会の博物学的秩序付けを目指すものであったが、主催者の意図とは別に、結果として万国博覧会が到来しつつあった消費社会の特性-非機能性に向かい、必要ではなく欲望が動力となる社会、貨幣による階級の無効化と、新しい差異化の創造-を先行的に表していたことを示す。そしてその特性を前景化し、博覧会を日常化したのがデパートであった。両者はともに既存の社会階級やジェンダー規定の境界線を無効化しながら一方で、帝国主義の口実や消費の微妙な差異によるランク付けなどを通して別の境界設定をする現象であったことを示そうとするのが本論の主旨である。
掲載誌名
環境創造
NCID
AA12054341
ISSN
13468758
巻
17
開始ページ
75
終了ページ
95
刊行年月日
2013-03-31
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
ホームへ戻る