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2024-05-09
18:46 集計
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141567945753165
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1.18 MB
267
論文情報
タイトル
淡さの中で : 北宋以降の「淡」の美学的価値を中心に
タイトルヨミ
アワサ ノ ナカデ : ホクソウ イコウ ノ タン ノ ビガクテキ カチ オ チュウシン ニ
タイトル(別表記)
The aesthetic values of "dun"
著者名
著者/ヨミ/別表記
青木, 優子
アオキ, ユウコ
AOKI, Yuko
主題
中国美学
淡
北宋
我
根源
抄録・概要
「淡」は中国美学において重要な概念のひとつである。「淡」を含む中国美学の概念グループが一定の美学的価値を確立したのは、北宋時代の文人官僚(本稿では特に欧陽脩、梅堯臣、蘇軾を中心とする)たちの活発な芸術理論によるところが大きい。北宋期の「淡」は、作品の味わいが無いことを指すのではなく、かえって味わいが深いことを指す。一見逆説のようであるが、実は『老子』の「道の口より出づるは、淡乎として其れ味わい無し」(第三十五章)の忠実な解釈であり、それだけでなく、「味」の根源として「無味」を位置づけている。文人たちの理論は、「特定された個別の味」を超えた味=「無味」を感知するよう促し、「淡」の美学的価値を最大限に高めた。本稿では、あらゆる味を含む中国的「無味」を味わうことで、究極の審美体験を目指した北宋以降の「淡」の美学の構造を説いたものである。
掲載誌名
人文科学
NCID
AA11369700
ISSN
18830250
巻
19
開始ページ
61
終了ページ
78
刊行年月日
2014-03-31
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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