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(
2024-12-29
07:35 集計
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1453169038629248
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6.96 MB
223
論文情報
タイトル
欧陽通「泉男生墓誌」における刻法の混在 : 筆法に先行する刻法(刻法による新表現)の可能性
タイトル(別表記)
オウ ヨウトウ セン ダンセイ ボシ ニオケル コクホウ ノ コンザイ : ヒッポウ ニ センコウ スル コクホウ コクホウ ニヨル シンヒョウゲン ノ カノウセイ
Coexistence of different carving styles in Ouyang tong's “Epitaph for Quan Nansheng" : Possibilities of carving styles preceding brushstroke styles (new expressions by carving styles)
著者名
著者/ヨミ/別表記
澤田, 雅弘
サワダ, マサヒロ
SAWADA, Masahiro
主題
墓誌
鐫刻
唐
書法
新表現
抄録・概要
欧陽通の「泉男生墓誌」を分析し、主な刻法三類九種が混在することを検出したうえで、その各刻法の様相から次の新知見を得た。①三類には刻出する書法の類似性や分担領域に一体性が認められることから、おそらく各類に属する各刻法間には何らかの関係(刻派)があると見られること、②三類のうち欧陽通書法をもっとも具現しているのは第一類五種であること、③第二類二種には、後世の顔法を想起させる要素が濃厚であること、④第三類二種は、欧陽通の父欧陽詢の書法を具現する要素が濃厚であること。さらに、第二類二種の刻者が顔法を想起させる刻を刻出しえた理由について、欧陽通書法中の潜伏要素である可能性、旧法の継承者による表現である可能性、顔法が顔真卿に始まらない可能性の三仮説のほかに、[筆法+刻法]の混合具合から生じた第三の表現(新表現)の可能性が想定できることを論じた。
掲載誌名
大東書道研究
NCID
AN1043856X
ISSN
09183361
巻
22
開始ページ
38
終了ページ
53
刊行年月日
2015-03-20
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
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