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(
2024-12-29
06:56 集計
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説明
1488598024162394
pdf
1.84 MB
844
論文情報
タイトル
Magic, Prophecy and Word Power : Merlin's Authoritative Voice in the Middle Ages
タイトル(別表記)
マジュツ ヨゲン コトバ ノ チカラ : チュウセイ アーサー オウ ブンガク ニオケル マーリン ノ イコウ
魔術・予言・言葉の力 : 中世アーサー王文学におけるマーリンの威光
著者名
著者/ヨミ/別表記
HASEGAWA, Chiharu
ハセガワ, チハル
長谷川, 千春
主題
Merlin
Arthurian Literature
magic
Thomas Malory
druid
抄録・概要
魔術師マーリンにはアーサー王宮廷の騎士や王の言動にも影響を及ぼす言葉の力がある。中世ウェールズの伝説的予言者ミルズィン(Myrddin)が源泉とされているマーリンに関する伝説・文学作品は、ブリテン島内だけでなく、ヨーロッパ大陸へと広がっていき、ラテン語、フランス語、英語など、複数の言語で成文化された。このように地理的・言語的にも広範囲に発展をした中世アーサー王文学の中で、マーリンはブリテン島ケルト社会で実権を握っていたドルイド僧と同一視されることがある。その一方で、15世紀後半サー・トマス・マロリー(Sir Thomas Malory)の『アーサー王の死』(Le Morte Darthur)におけるマーリンは、魔術師、予言者、ドルイド僧の範疇を超え、軍師のような一面も見せる。本稿では、マーリン像の起源と発展を確認した上で、彼の権威ある言葉が、ケルト文化やキリスト教などに強く影響されながらも、いかに騎士社会で異彩を放っているかについて論じる。
掲載誌名
語学教育研究論叢
NCID
AN10065440
ISSN
09118128
巻
33
開始ページ
91
終了ページ
105
刊行年月日
2016-03-10
言語
英語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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