このアイテムのアクセス数:189件（2024-12-29 06:46 集計）

閲覧可能ファイル 

ファイル フォーマット サイズ 閲覧回数 説明
AN00071516-20160930-003 pdf 817 KB 170

論文情報

タイトル
家計の危険資産保有における金融知識の効果
タイトル(別表記)
カケイ ノ キケン シサン ホユウ ニオケル キンユウ チシキ ノ コウカ
The Effect of Financial Literacy on Household Risky Asset Selection
著者名
著者/ヨミ/別表記
郡司, 大志
グンジ, ヒロシ
GUNJI, Hiroshi
主題
金融リテラシー
プロビット
家計ファイナンス
平均処置効果
危険資産
抄録・概要
家計の金融資産のポートフォリオ選択において、高学歴の家計ほど危険資産の保有割合が高いという学歴効果が知られおり、北村・内野（2011）をはじめとする先行研究で指摘されている。しかし、なぜ学歴が家計の危険資産保有に影響を与えるのか、その原因は明らかになっていない。そこで本稿は、学歴効果が金融知識の有無を代理しているという仮説のもとで回帰分析を行う。推定の結果、家計の金融資産保有に学歴が与える効果は、金融知識を考慮することでほとんど消えてしまうことが明らかとなった。これは、学歴効果の大部分が金融知識の有無であることを示唆している。さらに、金融知識を得た場合にどの程度危険資産保有確率が高まるのかをプロビットの限界効果および平均処置効果によって推定したところ、最小で7%程度、最大で57%程度危険資産保有を高めることが分かった。
掲載誌名
経済論集
NCID
AN00071516
ISSN
02874237
巻
106
開始ページ
39
終了ページ
55
刊行年月日
2016-09-30
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher