第24回 大東文化大学法学研究所 公開シンポジウム「現代の法律問題を考える」 冷静討論 集団的自衛権の核心

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尖閣諸島、竹島問題にとどまらず、領海問題とは世界的問題となっている。そのような世界情勢において、日本は現在のままで良いのだろうか、自衛権を一国の問題としてだけでなく、安全保障制度のなかでの役割として捉えるべきなのではないか、という昨今の議論の正当性を検討することを目的としたシンポジウムである。中核となるのは、日本の根本を定めた憲法であるが、憲法解釈にはあくまでも法の解釈としての限界があり、この限界を超えようとすることには、やはり安易との評価が否めないのではないかとの見解が全体として示されている。コーディネーター兼司会には弁護士の木村晋介氏、パネリストとして国際法研究者の根本和幸東京国際大学国際関係学部専任講師、ジャーナリストで日本BS放送取締役報道局長の二木啓孝、報道写真家の山本皓一氏を迎えた。

大東文化大学法学研究所報. 別冊

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2015-03

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