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54
件
(
2024-12-29
07:12 集計
)
論文情報
タイトル
「香爐峰」という名に對する從來の解釋の檢討 : 李白「望廬山瀑布二首」其二の新しい解釋のために
タイトル(別表記)
コウロホウ トイウ ナ ニ タイスル ジュウライ ノ カイシャク ノ ケントウ : リハク ロザン ノ バクフ オ ノゾム ニシュ ソノ2 ノ アタラシイ カイシャク ノ タメ ニ
A study of the existing interpretation toward the name of “Xiang-lu-feng(香爐峰)”: For a new interpretation of Li-Bai(李白)'s Poem “Wang Lu-shan pu bu er shou Qi er (望廬山瀑布二首其二)”
著者名
著者/ヨミ/別表記
宮下, 聖俊
ミヤシタ, マサトシ
MIYASHITA, Masatoshi
主題
李白
香爐
瀑布
香爐峰
廬山
抄録・概要
李白「望廬山瀑布二首」其二に「香爐」として詠み込まれる香爐峰は、その峰の形が香爐に似ていることに由来して名づけられたとする説が、最近の定説となっているようだ。さらには、その峰が「香爐」という名前を持っているから、李白は山頂の靄を香爐から上がる煙に見立てて表現している、という分析までもなされるようになっている。しかし、この見立ての構図は本当に成り立つのだろうか。最近の「定説」は「王琦注」が引く『太平寰宇記』の「如博山香爐之状」という記述に基づいている。しかし香爐峰の説明として、「煙」のような「もや」がそこに立ちこめているという、この峰特有の状況を捉えた慧遠『廬山記』が『文選』李善注に引かれている事実とも考え合わせれば、李白は、その形よりも、そこに靄が煙のように立ちこめて香爐のようであるから香爐峰と呼ばれると、その峰の名前の由來を捉えていたと考えるのがより妥当であろう。
掲載誌名
大東文化大学漢学会誌
NCID
AN00137068
ISSN
04149572
巻
56
開始ページ
59
終了ページ
80
刊行年月日
2017-03-10
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
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