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65
件
(
2025-05-02
13:01 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード件数
説明
AA12054341-20210228-001
pdf
1.13 MB
82
論文情報
タイトル
労働災害における「経済的抑止論」の評価 : 「1880年雇主責任法」を分析対象として
タイトル(別表記)
ロウドウ サイガイ ニオケル ケイザイテキ ヨクシロン ノ ヒョウカ : 1880ネン ヤトイヌシ セキニン ホウ オ ブンセキ タイショウ トシテ
The Evaluation of the Theory of “Economic Deterrence” : An Analysis of “Employers' Liability Act 1880”
著者名
著者/ヨミ/別表記
小出, 信夫
コイデ, ノブオ
KOIDE, Nobuo
主題
労働災害
経済的抑止
労働者管理
1880年雇主責任法
損害賠償
抄録・概要
イギリスの労災補償制度は損害賠償請求と社会保障給付とが併存している。そのため、前者を廃止して包括的な保障制度を求める見解とそれを存続させる見解との対立が生まれている。この背景には、不法行為制度の事故予防機能に関する問題が存在する。この様な、賠償請求により雇主に事故予防を促す考え方は「経済的抑止論」と呼ばれる。そして、これを史上初めて取り入れたのが「1880年雇主責任法」であった。しかし、本法は効果を持たなかった。それは、経済的抑止論は、事故のリスクが不確実な点で、それだけでは雇主に事故防止を促すことにならないからである。むしろ、その実効性は、訴訟を支援する組合活動によって担保される。実際に、本法実施の最大の焦点となったのは、組合活動の活性化であった。本稿は、本法の実施過程を規制産業部門の資本蓄積構造や労使関係の分析を通して実証し、経済的抑止論を改めて位置付けた。それによって、不法行為制度は、経済的合理性という雇主の判断だけに依存するのではなく、労組の職場規制力によってその実効性が確保されることを説いた。
出版者
大東文化大学環境創造学会
ダイトウ ブンカ ダイガク カンキョウ ソウゾウ ガッカイ
Social-Human Environmentology Society DAITO BUNKA UNIVERSITY
掲載誌名
環境創造
NCID
AA12054341
ISSN
13468758
巻
26
開始ページ
1
終了ページ
24
刊行年月日
2021-02-28
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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