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152
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(
2024-12-29
07:35 集計
)
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説明
AN00071516-20200930-005
pdf
1.10 MB
149
論文情報
タイトル
大学進学の急増が学歴間賃金および収益率格差に及ぼす影響 : インドネシアの事例
タイトル(別表記)
ダイガク シンガク ノ キュウゾウ ガ ガクレキカン チンギン オヨビ シュウエキリツ カクサ ニ オヨボス エイキョウ : インドネシア ノ ジレイ
Effects of the increasing number of university graduates on wage differentials among various academic backgrounds : evidence for Indonesia
著者名
著者/ヨミ/別表記
本台, 進
ホンダイ, ススム
HONDAI, Susumu
主題
大学卒高校卒賃金比
教育の収益率
常勤雇用者
非常勤雇用者
就学率
抄録・概要
インドネシアの大学において1990年代後半以降、学生数が急激に増加してきた。そこで、なぜこの様に大学への就学率が急速に上昇したか、またこの上昇は大学教育の収益率にどのような影響をもたらしたかを検討した。その結果、学歴が高くなるほど教育投資の収益率が高いく、大学教育では8%以上と非常に高いことが分かった。この高い収益率が大学への進学率を押し上げたと考えられる。他方、小学校卒を基準にした教育投資の収益率の2001年から2018年までの推移は、中学校卒以上の収益率が傾向的に低下し、まだ大きな差はあるが小学校卒の収益率に近づいてきた。これは中学校以上の就学率が上昇し、中学卒以上の労働力供給が増加し、逆に小学校卒労働力の供給が減少したため、後者の賃金率が上昇したためと考えられる。しかし、中学校卒以上においては、学歴間収益率格差の縮小がまだ僅かにしか起こっていないことも確認できた。
掲載誌名
経済論集
NCID
AN00071516
ISSN
02874237
巻
114
開始ページ
131
終了ページ
150
刊行年月日
2020-09-30
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
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