合同教授会議事録資料（1963年４月～1986年３月）からみる本学の歩み

ゴウドウ キョウジュカイ ギジロク シリョウ 1963ネン 4ガツ 1986ネン 3ガツ カラ ミル ホンガク ノ アユミ

The History of Daito Bunka University viewed from "the Proceedings of the Joint Faculty Meeting" (April 1963 to March 1986)

『大東文化大学五十年史』（1973年）や『大東文化大学七十年史』（1993年）などでも、「合同教授会」の項目や記述は存在しない。大東文化大学史における、教学側の運営組織の変遷を少なからず考えていくうえで、合同教授会の存在やその果たした役割についてはけっして忘れてはならない。本学の合同教授会は、全学部の教授全員でもって組織構成され、全学部に関する重要事項などを協議する機関である。歴史的にみる合同教授会の役割や位置付けは、1960年代から1980年代半ばという時代に、主として経営を含めた学園全体を統轄する法人側の理事会の動きに対して、ときに教育・研究上の観点から緊張・対立関係ともなり得た大学教学側の意見や姿勢を記録的に示す、大東アイデンティティの存在証明として、とても重要なものであろう。

大東文化大学史研究紀要

AA12777746

24331678

4

39

67

2020-03-31

日本語

紀要論文

紀要論文

publisher