ようこそ ゲスト さん
ログイン
入力補助
English
Top
ブラウズ
著者
出版年
雑誌名
資料種別
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
その他
成果物の登録方法
大東文化大学図書館HP
このアイテムのアクセス数:
36
件
(
2024-06-17
08:26 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
AN1043856X-20220322-004
pdf
1.13 MB
32
論文情報
タイトル
跂跂翾翾
タイトルヨミ
キキ ケンケン
著者名
著者/ヨミ/別表記
河内, 利治(君平)
カワチ, トシハル(クンペイ)
KAWACHI, Toshiharu(Kunpei)
主題
篆書
筆勢
四体書勢
崔瑗
朱蘭坡
抄録・概要
「跂跂」と「翾翾」から「ゆっくりだったり速かったりする」ことをイメージしながら、制作するとどうなるか。本作はその実験である。作品は楚系文字をベースに、羊毫長鋒で渇筆と曲線を多用し、全体的に速書きしてみた。その結果、篆書は、速く書いて千変万化の線を追いかける草書とは異なる形体・結構であることをあらためて体得した。まずは形式的に統一感・安定感が必要なのである。その上で、真に「ゆっくりだったり速かったり」に見える線条をめざさねばなるまいと悟った。篆書は、遅速緩急の変化する筆勢の中では、静かな筆勢、静謐の動態、「静中の動」が美しかろう。鑑賞する者は、この静謐の中の動態の筆勢を味わうのであり、動態になればなるほど華美に流れ、煩くなりやすい。つまり篆書の場合、「動中の動」は美的享受し難いのである。鑑賞と表現は表裏一体である。表現者は作品(主に古典)の鑑賞を通して、美的享受の豊富な体験を持つことが望ましいし、その豊富な美的体験があってはじめて真の表現が可能となるのである。
掲載誌名
大東書道研究
NCID
AN1043856X
ISSN
09183361
巻
29
開始ページ
16
終了ページ
19
刊行年月日
2022-03-22
言語
日本語
資料種別(NII)
その他
コンテンツの種類
その他
著者版フラグ
publisher
ホームへ戻る