ようこそ ゲスト さん
ログイン
入力補助
English
Top
ブラウズ
著者
出版年
雑誌名
資料種別
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
その他
成果物の登録方法
大東文化大学図書館HP
このアイテムのアクセス件数:
146
件
(
2025-05-02
12:54 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード件数
説明
1488598024129146
pdf
3.50 MB
169
論文情報
タイトル
子どもが口にするものをめぐる保育実践の検討 : 平成20年1月~平成21年12月の事例を中心に
タイトル(別表記)
コドモ ガ クチ ニスル モノ オ メグル ホイク ジッセン ノ ケントウ : ヘイセイ 20ネン 1ガツ ヘイセイ 21ネン 12ガツ ノ ジレイ オ チュウシンニ
A Study of Child Care Practices on the Type of Food Children Eat : Jan.2008~Dec.2009
著者名
著者/ヨミ/別表記
金澤, 妙子
カナザワ, タエコ
KANAZAWA, Taeko
主題
子どもが口にするもの
安全への意識
観察
O157
保育所
抄録・概要
ある地域では、平成8年7月大阪府堺市の腸管出血性大腸菌O157発生を機に、園内で栽培した作物、近隣からの頂き物、園庭や散歩先で出会う実や草などを、(時に保育の中で子どもと調理して)食べることに様々なルールを課すようになった。この取り組みのその後を追いかけたH20年1月~H21年12月末までの保育実践を省察し検討した。他県では、ここまでではないにしても、H8年のO157の発生後、予防対策として保育の中で調理をして食べることを自粛し、栽培・収穫はしても、子どもたちと保育者が保育の中で調理して食べることはなくなったが、それを打破していこうという取り組みも報告されており、比較検討の視点で考えた。こんな状況でも、保育者は、作物など口にできるものを取り込んで楽しい保育を展開できる力もアイデアも豊か、かつ時間経過の中で作物の栽培が戻ってくるなどささやかな成果もあるが、安全への感覚は口にするものを越えて過剰になっていた。衛生・清潔や食の健康・安全について気を引き締める機会にはしても、あえてルール化して縛られることのない園や年月の経過の中でこの状況を打開しようとする意識のある園では、たくさん収穫できたから園児の親にレシピを教えてもらおう、来園可能な方には腕を振るってもらうなど外(保護者)へ向けて動き出す。そしてそれは、また保育へ戻ってくる。その拡散と収斂は、私が冒頭で紹介してきた地域では生まれない、残念なことだ。
出版者
大東文化大学大学院文学研究科教育学専攻
ダイトウ ブンカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ キョウイクガク センコウ
Master’s Program in Education Studies Graduate School of Literature DAITO BUNKA UNIVERSITY
掲載誌名
教育学研究紀要
NCID
AA12465845
ISSN
18849202
巻
7
開始ページ
19
終了ページ
40
刊行年月日
2016-06-30
言語
日本語
資料種別(NII)
紀要論文
コンテンツの種類
紀要論文
著者版フラグ
publisher
ホームへ戻る